
「持たない暮らし」という言葉に、どんな印象を持たれますか?
私は最近、モノを減らすことで得られるメリットを、身をもって感じるようになりました。
節約や収納の悩みが減るだけでなく、心や生活にもゆとりが生まれるように思います。
ものを減らすと暮らしが変わる
私が「持たない暮らし」を意識するようになったのは、いくつかの気づきがあったからです。
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掃除がしやすくなる
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家にある物が把握できるようになる
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無駄な買い物が減り、節約につながる
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スペースができ、気持ちにも余裕が生まれる
ものを減らすと、日々の生活が驚くほどスムーズになるんです。
きっかけは義理の両親の家
私にとって大きなきっかけは、義理の両親の家を訪れたことでした。
2階建ての倉庫には、もう使われていない冷蔵庫が2台、高価な食器類も箱のまま並べられており、かつての趣味で広げた畑道具も大量に残っていました。
「もったいないから」と捨てずにきた結果、家の中にはモノがどんどん蓄積されていったようです。
けれど、これだけの物を片づけるとなると、子どもたちだけでは手がつけられません。
いずれは業者にお願いすることになるのだろうな…と覚悟しています。
だからこそ私は、自分の代では子どもに負担をかけたくない。
そう思って、少しずつでもモノを減らす暮らしを始めました。
1日1ジャンルから始めてみる
いきなり全てを捨てるのは大変ですが、「今日は靴下だけ」「今日はバッグだけ」と1日1ジャンルだけ見直すなら気軽に始められます。
たとえば私の場合、両足がそろっていない靴下は潔く処分し、同じ靴下をまとめて購入。
靴もパンプスとスニーカーを2足ずつと決め、それ以外は手放しました。
仕事の外出が減ったこともあり、スーツは1着に減らし、普段着も3セットに絞っています。
ちょっとしたお出かけには、会社で着ているオフィスカジュアルで十分。
今は働いているのでそのスタイルですが、退職後はライフスタイルの変化に合わせて、また見直すつもりです。
これからは「今、使うもの」を大切に
ものが多いと、過去の自分や未来の「いつか使うかも」に引っ張られてしまいます。
でも今大事なのは、「今の私に必要なもの」。
これからは、今の自分に合った持ち方・暮らし方をしていきたいと思っています。
まだまだ始めたばかりなのでモノに囲まれた生活ですが、これから少しずつ減らしていこうと思います。
まずは「使っていないもの」リストを3つ書き出してみませんか?小さな整理から、心地よい暮らしが整いはじめますよ。