
蒸し暑い季節になると、毎年気になるのが食中毒のリスクです。
かくいう私も、ある年の真夏に「やってしまった…」という苦い経験があります。
朝しっかり作ったお弁当。冷ましたつもりで持って行ったのに、昼休みに開けたらほんのり異臭が。一口食べて「これはまずい」と直感し、泣く泣く処分しました💦
あのとき感じた後悔と不安は、今でも鮮明に覚えています。
「ちゃんと気をつけていたのに、どうして?」という気持ちとともに、食中毒は他人事ではないと実感した出来事でした。
今回は、そんな経験をもとに、梅雨〜夏にかけて毎年見直している食中毒予防のポイントをまとめます。
50代、娘との2人暮らしでも油断しない
夫は単身赴任中で、今は社会人の娘と2人暮らし。
娘は毎朝自分でお弁当を作って持って行くのですが、夏になると「ちゃんと保冷できてるかな」とつい心配になります。
体力や免疫力が変化してくる50代以降は、若いころより食中毒の症状が重くなりやすいという話も耳にします。「このくらいなら大丈夫かな」という油断が、実は一番怖いのかもしれません。
わが家で実践していること
- お弁当には生ものを入れない
- 食材はしっかり火を通す
- お弁当箱はアルコールスプレー(パストリーゼ)で拭いてから詰める
- 保冷剤+保冷バッグをセットで使う
- 夏場は作り置きの保存期間を短めに見積もる
パストリーゼは、娘がアルバイト先の飲食店で使っていたものを教えてもらって以来、わが家の定番になっています。食品に直接使えるアルコールなので、お弁当箱のフタをさっと拭くだけで安心感がぐっと上がります。
今では娘も自分でお弁当を詰める前にシュッとひと吹きするのが習慣に。
そういう小さな習慣を一緒に積み重ねていけるのは、2人暮らしならではのいいところだなと感じています😊
実はNG!50代が見落としがちな「夏のお弁当に入れてはいけないもの」
「生もの」と聞くと刺身や生魚を思い浮かべる方が多いと思いますが、実はそれだけではありません。
意外と知られていない落とし穴があるんです。
① ちくわ・かまぼこ・ハムなどの加工品
「加熱済みだから大丈夫」と思いがちですが、これが落とし穴。
本来要冷蔵のこれらの食品を、お弁当箱に詰めて数時間常温で持ち歩くのは、冷蔵品を室温に数時間放置するのと同じ状態になります。
特に気をつけたいのが「ちくわキュウリ」。生のちくわに水分の多いきゅうりを組み合わせると、菌が繁殖しやすい環境になってしまいます。夏場はどんなに彩りがよくても、ぐっと我慢が必要ですね。
対策としては、ちくわやハムも必ず一度加熱してから冷まして詰めるのが鉄則です。
② 半熟卵・半熟仕上げの親子丼
とろっとした半熟の黄身、おいしいですよね。でもお弁当に入れるのは夏場はNG。
卵はサルモネラ属菌が付着・繁殖しやすい食品で、加熱が不十分だと食中毒のリスクが高まります。
親子丼もお弁当の定番ですが、半熟仕上げのままではなく、卵が完全に固まるまでしっかり火を通すことが大切です。
③ 生野菜・果物
彩りのために入れたくなるレタスやきゅうり、果物も夏場は注意が必要です。水分が多い食材は時間が経つにつれて水分が出て、菌が繁殖しやすい環境を作ってしまいます。
ミニトマトはヘタを取り、よく洗って水気を拭き取り、丸ごとなら比較的OK。果物は別容器に分けましょう。
④ ポテトサラダ・マヨネーズを使ったもの
じゃがいも+マヨネーズの組み合わせは、特に傷みやすい食材の代表格。
夏のお弁当にはなるべく避けるのが無難です。
夏の食材選びについては、抗酸化作用を意識した食習慣もあわせて参考にしてみてください。
▶ 【夏の紫外線&夏バテ対策】抗酸化作用を意識した「カラフル野菜と薬味の食薬習慣」レポート
家の中も油断禁物!「あとで食べよう」の落とし穴
食中毒というと、お弁当や外食のイメージが強いかもしれません。
でも実は、家の中での「ちょっとした油断」も食中毒の原因になります。
こんな経験、ありませんか?
- 晩ごはんの残りを「あとで食べよう」とテーブルに出しっぱなしにしてしまった
- 「すぐ食べるから」とお惣菜を袋のままカウンターに置いておいた
- 揚げ物を冷ましている間にうっかりソファで寝落ち…
- 鍋料理の残りを、鍋ごとコンロの上に一晩置いてしまった
私自身も、晩ごはんの残りをうっかり冷蔵庫に入れ忘れて、翌朝開けたらなんとなく匂いが……なんてことが何度かあります。
「もったいないな」という気持ちはよくわかります。でも、病院に行くことを考えたら——。
悲しいけれど、そっとお別れするしかありません💧
菌は10〜40℃の環境で急速に増殖します。梅雨〜夏の室内は、冷房をつけていてもこの温度帯に入りやすい。「室内だから安心」は禁物です。
室内の暑さ対策については、こちらの記事もあわせてご覧ください。
▶ 【見落としがち】室内でも熱中症に!隠れ熱中症の原因と対策をチェック
残りものの正しい保存のコツ
- 食後はできるだけ早く(粗熱が取れたら)冷蔵庫へ
- 大きな鍋は小分けにして冷めやすくしてから保存
- 翌日食べる場合も必ず再加熱してから
- 「なんか匂いが変かも」と思ったら迷わず処分
食中毒予防の基本「三原則」、50代こそ改めて確認を
厚生労働省が提唱する食中毒予防の基本は、この三つです。
- 🙌 つけない:手洗い・調理器具の清潔を徹底する
- ❄️ 増やさない:冷蔵保存や保冷剤で菌の繁殖を防ぐ
- 🔥 やっつける:中心までしっかり加熱する
シンプルに見えますが、「わかってはいるけど、つい手を抜いてしまう」ことが多いのも事実。私が特に意識するようになったのは「増やさない」です。
作ったものをすぐ冷まして冷蔵する、持ち歩く際は必ず保冷する——この習慣が、食中毒を防ぐ大きなポイントだと実感しています。
体調を整えておくことも、食中毒への抵抗力を保つ大切な習慣。夏本番前の体づくりについては、こちらもご参考にどうぞ。
▶ 【5月の寒暖差に要注意】夏バテ・熱中症を防ぐ「暑熱順化」、今から始めませんか?
▶ 詳細は厚生労働省の食中毒予防ページもあわせてご参照ください。
「大丈夫かも」より「やめておこう」を選ぶ大切さ
以前、知人のご家庭で生卵にあたって家族4人が救急搬送されたという話を聞いたことがあります。
私自身も、体調が優れないときに生魚を食べて激しい腹痛に見舞われた経験が。それ以来、夏はできるだけ生ものを避けるようにしています。
外食先の衛生管理までは自分では確認できません。だからこそ、気温・体調・食材の状態を見ながら「今日はやめておこう」と判断できる自分でいたいと思っています。
「もったいない」より「もしも」を想像する習慣が、自分と娘の体を守ることにつながるのだと、経験を重ねるなかで実感しています。
こんな症状が出たら、迷わず相談を
- 同じものを食べた人が同様の症状を訴えている
- 生肉・生魚・加熱不十分なものを食べた心当たりがある
- 発熱・下痢・嘔吐が続いている
こうしたときは、救急安心センター(#7119)への相談がおすすめです。
医師や看護師が電話で症状を聞き、救急車が必要かどうか、どこの病院に行くべきかを案内してくれます。深夜や休日でも対応してもらえるので、とても心強いサービスです。
夏風邪との見分け方や、体調が優れないときの対処法はこちらもご参考にどうぞ。
▶ 【50代の実体験】夏風邪?コロナ?見分け方と予防・回復のコツまとめ
また、家族が体調を崩したときの感染対策についてはこちらをどうぞ。
▶ 家族が夏風邪やコロナに感染したかも…どうする?わが家の家庭内感染対策
▶ 救急車の利用について詳しくは:総務省「救急車の適正利用」をご確認ください。
まとめ:梅雨〜夏は毎年の「見直しどき」
- ちくわ・ハム・半熟卵など、意外なNG食材に気をつける
- 食中毒はお弁当だけでなく家の中でも起きる——残りものの管理を見直す
- 「つけない・増やさない・やっつける」の三原則を毎年この季節に確認する
- 怪しいと思ったら迷わずお別れする勇気を持つ
- 不安なときは#7119へ。一人で抱え込まないことも大切
食中毒対策は、特別なことをするよりも「毎年この季節にちゃんと見直す」という習慣が大切だと感じています。
娘が毎朝お弁当を作って出かけていく姿を見るたびに、「今日も安全に食べてくれるといいな」と思う母心。
その気持ちが、私が食中毒対策を手抜きしない一番の理由かもしれません😊
今年の梅雨〜夏も、自分と大切な人の体を守るために、ぜひ「ちょっと気をつける」をキッチンに取り入れてみてくださいね☀️
食中毒対策におすすめのグッズ
① 食品対応の除菌スプレー「パストリーゼ77」
飲食店でも使われている食品対応のアルコールスプレーです。お弁当箱の内側・フタ・まな板の仕上げにシュッとひと吹きするだけで除菌できます。わが家では娘に教えてもらって以来の定番で、夏場は特に出番が増えます。
② 保冷力の高い保冷バッグ
夏のお弁当や買い物帰りに欠かせないのが保冷バッグです。コンパクトで持ち運びやすく、保冷力のあるタイプを選ぶと安心。保冷剤とセットで使うのがポイントです。
食中毒対策におすすめのグッズ
① 食品対応の除菌スプレー「パストリーゼ77」
飲食店でも使われている食品対応のアルコールスプレーです。お弁当箱の内側・フタ・まな板の仕上げにシュッとひと吹きするだけで除菌できます。わが家では娘に教えてもらって以来の定番で、夏場は特に出番が増えます。
② 保冷力の高い保冷バッグ
夏のお弁当や買い物帰りに欠かせないのが保冷バッグです。コンパクトで持ち運びやすく、保冷力のあるタイプを選ぶと安心。保冷剤とセットで使うのがポイントです。